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エッセイ エッセイ募集に先駆けて 「私とADA」 Vol.6

笹川流れでの記念撮影 あの頃は若かった
笹川流れでの記念撮影 あの頃は若かった

第六幕

楽しい時間は直ぐに過ぎていく、気づけば様々な思い出を胸に刻み後ろ髪を引かれながら帰路に就く、そしていつもと変わらぬ日常が始まった。
ツアーでの出会いで一番の想い出は、天野さんとの出会いは無論の事、同じ趣味を愉しむ仲間と出会えた事で、後に私の人生を変えるきっかけとなりました。
 ある日の事、当時「楽しい熱帯魚」月刊誌を愛読書として定期購読をしてしていた時、SHOP紹介欄を何気に見ていると、何処かで見たことあるお方が満面の笑顔で写っているのです。静岡県牧之原市 店舗名「アクアトーク」代表 大澤さんと記載されていました。衝撃的な出来事に言葉も出ない。
紛れもなくツアー宿泊先で同室の“あの大澤さん”普段の日常“はもしかしたら私だけだと気づかされた。記憶を辿ればその夜はお酒も入り寝る間を惜しんでアクアトークをしていたのに、そんな開業の話なども聞いていなかったのに、いつの間にかADA販売特約店としてお店を開業していた。
アクアトーク様

 もう自分の気持ちを抑えることが出来ない状態となりました。
“まさか暴走” 速攻「アクアトーク」さんに高鳴る鼓動を意識して電話を掛けた。
「ルルルルルル~」携帯電話から流れる発信音に緊張していた。
「はい、アクアトークです」「あっあの~大澤さん?」多分声が裏返っていたと思う「はい、どちら様でしょうか?」「天野さんのツアーで同室にてお世話になりましたキシシタです。」大澤さんから「あ~あ~お久しぶりです」
その後は、アポ取りをして後日お邪魔するお約束をさせて頂きました。
お邪魔して、想い出話を交えてSHOP開業に向けての経験談など時間を忘れて
様々教えて頂けました。この時の経験が自分もこの業界で“弾けてみたいと”
決意をしました。
 何かを起こす際は、何かを犠牲にする。また波風も立つ自分を変える事が、大切だと気付く、沁みついた所作や思考は簡単には変えられないので、先ずは行動や言動に意識をしはじめた。
不思議と気楽になって行く、「自分にもSHOP」出来るのでは?
さすが楽観主義者、先考えず実に無鉄砲でしたが歯車は廻りだした。
 妻の不安を他所に、勤めていた会社を退社した。これよりの出来事は想像を
絶する修羅場となりますので、割愛させて頂きます。
さて、これからはじまる波乱万丈の人生? 次号に続く

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